前半戦は3位で折り返し、後半戦に勢いを付ける勝利! 2024.07.21vsロッテ

この試合もクーリッシュが配られました。カード初戦はバニラ味、この試合はメロンソーダ味と全て違う味だったのでしょうか。

2024年7月21日試合結果

vsマリーンズ(18回戦、ZOZOマリンスタジアム)

◯ファイターズ10-6マリーンズ●

責任投手

勝:山本(3勝0敗)

負:コルデロ(0勝1敗)

ホームラン

ファイターズ:清宮2、3号

マリーンズ:ソト12号、藤原1号

サード郡司で勝った試合

カード3戦目、前半戦最後の試合となりました。この試合、清宮のホームランで勝ちましたが、個人的なキーマンは郡司だったと思います。

この後記載がありますが、初回に2つの好捕。そして打での貢献。

前半戦は守備でのミスが目立ちましたが、慣れを感じさせる内容が増えてきています。

守って、打っての活躍で自信を持って「サード郡司」をレギュラーと言えるようになりつつあります。後半戦も中軸での活躍を期待します。

【1回攻撃】無得点も昨日の勢いは感じる攻撃であった

1番淺間フルカウントから打つも遊ゴロ。

2番水谷は4球目を中前単。

1アウト1塁で3番郡司。追い込まれてから死球で1アウト1、2塁としチャンスを広げます。

4番マルティネスは初球の浮いた変化球を打つもショート真っ正面の併殺打で攻撃終了。

【1回守備】苦しむ伊藤を郡司が守備で盛り立てた

先発は伊藤大海でした。

先頭岡を2球で追い込むもその後ストライクが入らず四球。

2番小川はバントを2球失敗して、サードへ痛烈な打球を郡司が好捕。2塁でアウトにしました。

3番藤岡の打席の2球目で小川がスタートし、1アウト2塁。フルカウントにして四球。

4番ソトを2球で追い込むもボールカウント1-2から中前単で先制を許しました。

5番髙部は四球で、1アウト満塁。

6番安田のファールフライをサード郡司がフェンス側で好捕し、2アウト。

7番山口はボールカウント2-2から痛烈な投ゴロを伊藤が好捕。送球が危なかったですが、何とか1失点で切り抜けました。

伊藤はこの回だけで30球を投じました。苦しむ伊藤を郡司が守備で救いました。

【2回攻撃】2イニング連続の得点圏も無得点

5番石井は左飛。

6番清宮は左越2塁打で1アウト2塁で2イニング連続の得点圏。左飛かと思いきや打球が伸びました。

7番万波が追い込まれてから当てるだけの投ゴロでランナー進めず。

2アウト2塁、8番田宮が3球三振で無得点。

【2回守備】伊藤は初回と別人の投球に

8番田村はインコースの直球で見逃し三振。

9番藤原の一二塁間を破りそうな当たりをセカンド石井一成が好捕し、二ゴロとして2アウト。

2巡目の1番岡は3球三振、この回は10球で片付けます。

【3回攻撃】3イニング連続ヒットも無得点

9番奈良間の高く跳ねたショートへの当たりは小川が上手く捌き遊ゴロに。

2巡目の1番淺間が右前単で出塁。

2番水谷の捉えた当たりはあと一伸び足りず中飛となりました。

3番郡司の打席で淺間が盗塁を試みるも失敗し、この回は0点でした。

盗塁が決まれば2アウト2塁、失敗しても次の回先頭が郡司というところで、悪い判断ではなかったと思います。

【3回守備】テンポ良い投球で伊藤が流れを持ってきた

2番小川は2球で投ゴロ。

3番藤岡へはカウントを悪くするも三飛。

4番ソトは高く打ち上げ、奈良間が取り遊飛。

この回も10球で片付けました。2、3回と良いテンポでの投球でした。

【4回攻撃】守備から作った流れに打線が応える

伊藤のテンポに打線が応えます。

3番郡司が中前単で出塁。

4番マルティネスは初球を遊直。捉えていましたが正面でした。

5番石井が中飛で2アウト。

6番清宮が1、2塁間を破りそうな当たりを小川が掴み、3塁を狙った郡司をアウトにしに行くもセーフ。

2アウト1、3塁とチャンスを拡大して7番万波が中前単で同点!ヒット2本のランナーだったのでまず同点に出来て良かったです。

2アウト1、2塁で8番田宮は二ゴロで3アウト。

【4回守備】同点にしてもらった後を0で切る

同点に追いついてもらった後の守り。

先頭5番髙部は一ゴロ。

6番安田は痛烈な当たりも右直。

7番山口はフルカウントとなり、詰まりながらショートの頭を越える中前単。

8番田村は良い当たりもライト万波の好捕で3アウト。

ランナーを1人出すも、きっちり0で切りました。

【5回攻撃】攻撃の起点は奈良間から

先頭9番奈良間が中前単で出塁。

1番淺間はエンドランで1アウト2塁を作りました。

2番水谷が三塁線を破るタイムリー2塁打で勝ち越し!

3番郡司右中間へのタイムリー2塁打で追加点!

4番マルティネスは中前に落ちるタイムリーでこの回3点目!

先発石川はここで降板となりました。

1アウト1塁、5番石井の打席でマルティネスが単独スチール成功!足でも魅せました。石井は三振に倒れ、6番清宮は四球。

2アウト1、2塁で7番万波の痛烈な当たりは左直。もう少し角度が付けばホームランという当たりでした。

奈良間がヒットを打つと負けない!?

奈良間がヒットを打った試合を見てみると

日付対戦相手スコア打撃成績
3/29ロッテ○4-13打数1安打
3/30ロッテ●0-32打数1安打
4/5西武◯3-23打数2安打
4/20ロッテ◯2-03打数1安打
6/7ヤクルト◯5-44打数1安打
6/12中日○7-04打数1安打
6/26西武△2-24打数2安打
7/16楽天◯5-42打数1安打
7/17楽天◯6-24打数2安打
7/20ロッテ◯10-24打数2安打
7/21ロッテ◯10-64打数1安打

11試合で9勝1敗1分、プロ野球の勝率計算では勝率9割!

奈良間の一打が如何にチームに勢いを与えるかが分かります。

去年も後半戦に良い活躍を見せたので、今年も期待しています。

【5回守備】伊藤-田宮のダメな部分が露呈した印象

先頭9番藤原が上手く打った当たりをレフト水谷のエラーも重なり、0アウト2塁のピンチ。

3巡目の1番岡はボールカウント3-1からストライクを取りに来たボールをサード強襲の左前単でチャンス拡大。

0アウト1、3塁で2番小川の初球二ゴロで1失点。

1アウト1塁で3番藤岡は詰まりながら、右前単で1アウト1、3塁とチャンス拡大。

4番ソトが初球のツーシームをレフトスタンドに放り込み、逆転3ラン。

5番髙部は初球を一塁強襲の2塁打。

6番安田を追い込みながら、3球勝負で中前単。再び1アウト1、3塁となった場面で伊藤を諦め、生田目にスイッチ。

その生田目が7番山口を1球で投ゴロダブルプレーに打ち取りました。

伊藤-田宮のバッテリーは7月7日もストライクを急いで連打を浴びるケースがありました。

そこまで極端ではありませんでしたが、それを思い出すシーンでした。

生田目は1球で2つのアウトを取り、0失点で切り抜けるという完璧なリリーフでした。後半戦も火消しに期待しています。

【6回攻撃】この試合初の三者凡退

この回から澤村にスイッチしました。

先頭8番田宮は8球粘って、9球目には良い当たりも中飛。

9番奈良間はボールカウント2-0から打って平凡な遊ゴロ。

1番淺間は三振でこの試合初めての三者凡退となりました。ただ、澤村を早い段階で使ってくれて良かったです。

【6回守備】山本は1発を浴びるもその後をきっちり抑えた

この回からマウンドには山本拓実。緩いカーブを使いながらの投球でした。

先頭8番田村に対してフルカウントまでいきましたが、一飛。

9番藤原がボールカウント3-1から右中間にホームラン。高めの強い直球を藤原が上手く打ちました。

ただその後は1番岡、2番小川を連続三振に切り、打たれた後はきっちり抑えました。

【7回攻撃】チャンテを止めるな

この回からコルデロにスイッチ。

先頭の2番水谷が四球を選び、0アウトのランナーを出しました。

3番郡司の高く跳ねた打球はサードの頭を越えて左線2塁打となり、0アウト2、3塁とチャンス拡大。同点のランナーが出ました。

4番マルティネスがレフトへの2点タイムリーを放ち同点!3人で一気に同点にしました。ただ、マルティネスが2塁でアウトになり、同点止まりな雰囲気がありました。

ただ、闘将会はチャンステーマを止めませんでした。

5番石井は一ゴロに倒れ、2アウトとなりましたが、続く6番清宮が初球を打った瞬間それと分かる勝ち越しソロ!高々と上がった清宮らしいホームランでした。7番万波は中飛で3アウト。

この回一気に逆転まで行けたのはチャンテで押せ押せムードを維持した応援の力もあったと思います。

【7回守備】河野が勢いそのままに好リリーフ

この回から河野にスイッチ。点を取った次のイニングだったので非常に重要なマウンドでした。

3番藤岡を初球遊ゴロで1アウト。

前の打席で逆転ホームランを放っていた4番ソトは4球で空振り三振。

5番髙部を2球で一ゴロ。

河野が7球でクリーンアップを打ち取り、良い流れをそのままにした好リリーフでした。

【8回攻撃】松本剛に早く1本がほしい

この回から鈴木にスイッチ。

先頭8番田宮はフルカウントから遊直。

9番奈良間は良い当たりも三ゴロ。

1番淺間の代打松本は2球目を弾き返し良い当たりも遊ゴロ。なかなか1本が出ませんね。

3人とも良い当たりでしたが、ヒットにはならず、三者凡退。

【8回守備】河野→池田→田中の勝利の方程式で後半戦へ

河野から池田にスイッチ。

先頭6番安田を2球で左飛。

7番中村を3球で遊ゴロ。

8番田村を4球で空振り三振。

1点差の緊迫した場面を9球で切り抜けるストロングな池田は後半戦の武器ですね。球にも強さがありました(最速151キロ)。

【9回攻撃】石井、清宮が前半戦をストロングフィニッシュ

この回から抑えの益田にスイッチ。

2番水谷は空振りで3球三振。

3番郡司が初球打ちで中飛と4球で2アウトとなりました。

4番マルティネスはフルカウントから四球を選びました。

2アウト1塁でこの試合ノーヒットの5番石井は2球目を右中間へ運び2塁打!1塁ランナーのマルティネスが激走してタイムリーになりました。

点差が2点となり、6番清宮は初球を完璧に捉え、2打席連続の2ランホームラン!9回に貴重な3点目の追加点を取りました。

7番万波は右飛で3アウト。

石井一成は9試合連続のヒット。良い場面での一打が目立っていて、新庄監督より引っ張るように助言を受けてからバッティングのコツを掴んだ印象。後半戦も強打のセカンドとして期待します。

清宮は前の試合は4打数3安打、この日は4打数4安打でサイクルヒット越えとなりました。打率は.239まで上がりました。試合間隔が空きますが、後半戦もレギュラーで使ってほしい。7月9日の西武戦から状態を上げていますから。

【9回守備】前半戦最後を田中正義が締めた

4点リードの9回のマウンドにはセーブシチュエーションでありませんが田中正義が上がりました。

先頭の前の打席ホームランを放った9番藤原を空振り三振。1番岡を遊ゴロ。2番小川の代打角中を三振に斬り、前半戦最終戦を強い勝ち方で勝利しました。

交流戦明けからオールスターまでを勝率5割で終え、3位で後半戦へ

交流戦明けからオールスターまでの24試合を11勝11敗2分で勝率5割で終えました。6月の戦いが苦しかっただけに、よくここまで持ち直したと思います。

2位ロッテと1ゲーム差。後半戦も連勝を伸ばして上位を狙いましょう!

余談

レイエスがレフトとのキャッチボールを積極的に行っていました。バリバリのメジャーリーガーなのに、こういったチームへの貢献意識がすごいですね。ますます応援したくなりました。

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