2024年9月29日試合結果
vsホークス(25回戦、エスコンフィールド)
●ファイターズ2-6ホークス◯
責任投手
勝:前田純(1勝0敗0セーブ)
負:加藤(10勝9敗0セーブ)
ホームラン
ファイターズ:なし
ホークス:ダウンズ1号
プロ初先発の前田純に苦戦する
ホークスの先発はプロ初登板初先発の前田純。対してファイターズは前の試合に捕手からの送球を足に受けた清宮を除き、ベストメンバーで挑みました。
1巡目、出したランナーは2番松本剛の右前単のヒット1本のみ。140 km/h前半の直球と110 km/hの縦のカーブが主体、追い込んだら120 km/hのチェンジアップで打ち取るスタイルで、3番マルティネス、4番レイエス、5番万波は連続で三振でした。
この試合は出場機会の少ない選手の出番がメインとなっており、
打順 | スタメン | 途中出場 |
1. | 水谷 | 五十幡(4回表守備より) |
2. | 松本 | 矢澤(7回表守備より) |
3. | マルティネス | 清宮(8回裏代打より) |
4. | レイエス | |
5. | 万波 | 淺間(3回表守備より) |
6. | 上川畑 | 郡司(9回裏代打) |
7. | 田宮 | 伏見(7回裏代打より) |
8. | 奈良間 | |
9. | 水野 | 細川(4回表守備より) |
と勝利よりは調整を優先しており、2巡目以降の勝負が減ったのは事実ですが、テンポが良い内容でした。
加藤は早いカウントを狙われる
先発は加藤。いきなり1番ダウンズに左越ホームランを献上し、2回までに3点を失いました。2回まで、11人の打者に対して33球、打者1人あたりの球数が3球と、ホークスの打者が早いカウントからどんどん仕掛けてきていました。
加藤は5回を投げ、73球、被安打7、与四球1、失点3という内容でした。球自体は低めに集まっている印象でしたが、相性もあるのでしょうか。
この試合を含めると今期ホークス戦に4度先発し、0勝3敗、防御率4.79と、パ・リーグ5球団の中で唯一勝ち星を上げることが出来ませんでした。この2連戦は仮想CSということもありましたが、不安を残す投球となりました。
相性を考慮すると、加藤は第1ステージのロッテ戦での登板が濃厚ですね。
清宮は意図的に逆方向へ打っている?
清宮はこの試合前の練習から、意図的に逆方向に打っているようにみえました。試合では代打で出場し左中間への左飛に倒れました。
練習からオーバーフェンスはありませんでしたが、これが長打、ホームランになってくると、強打者の仲間入りです。CSに向けて意味のある日を過ごせている印象でした。
リリーフ陣は生田目が2失点も齋藤が無失点
シーズン通して1軍完走目前の生田目もここ数試合は疲れがみえており、この試合も4連打+押し出しで2失点。防御率は3.89になりました。抑えた時のガッツポーズを控えるようになってから、調子が落ちてきているようにみえます。CS、その先の日本シリーズでは気持ち前面の投球がみたいですね。
齋藤は8、9月で9試合に登板し無失点と、ここにきて調子を上げています。150 km/h後半の直球と、140 km/h後半のスプリットが軸で、”さいこうゆきや”劇場からメンタルも強くなったのかもしれません。ポストシーズンの手に汗握る場面での”三者凡退”に期待します。
ホークス相手に勝率5割
首位ホークス相手に12勝12敗1分で勝率5割でした。この試合前まで、7連勝とホークスにプレッシャーはかけられたはず。ファーストステージの対ロッテ、セカンドステージの対ホークスと良いイメージで入れると思います。
新庄からのレイエス、マルティネスへの公開残留要請
最終戦セレモニーからは松本剛選手会長、新庄監督からのコメントがありました。
新庄監督から 「皆さんに一つ、お願いがあります。来年、レイエスとマルティネス、ファイターズのユニホームを着てほしくないですか?よそのチームのユニホームは似合わないですよね?」と異例の残留要請がありました。
数日前に道新スポーツから残留決定的の記事が出ましたが、レイエスがこの記事に対すると思われるリアクションをinstagramストーリーで公開するなど、ファンの間では心配するような展開が繰り広げられていました。
ファンに対してはもちろん、契約を担当する球団関係者に対するメッセージであったようにも思います。契約金額・年数でも誠意を見せて、ぜひ残留するように努力してほしいです。
エスコン観戦3戦3敗…
昨年1試合、今年はこの試合を入れて2試合の合計3試合観戦しましたが、未だ勝利なし…
いつかヒーローインタビューを聞きたいですね。
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