灼熱の鎌ケ谷スタジアム 2024.09.17vsヤクルト(ファーム)

今期2回目、鎌ケ谷でファームの試合を観戦してきました。

灼熱のグラウンドでプレーをする選手を見ると、早く1軍でプレーをしてほしいとますます応援したくなります。

今の1軍はリリーフ陣に不安があるので、投手を中心に書いてみます。

2024年9月17日試合結果(ファーム)

vsスワローズ(ファイターズ鎌ケ谷スタジアム)

●ファイターズ4-6スワローズ◯

責任投手

勝:石山(1勝0敗1セーブ)

負:上原(6勝2敗0セーブ)

セーブ:エスパーダ(0勝0敗3セーブ)

ホームラン

ファイターズ:なし

スワローズ:なし

鈴木はロングリリーフ枠に入れるか

先発は鈴木でした。3回46球、被安打2、与四球2、失点1、毎回ランナーを出しながらの投球でした。直球の最速は128 km/hで、もう少し緩急がはっきりすると良いのかなという印象です。

今期は伊藤、山﨑、加藤、金村、北山、バーヘイゲンと6人ローテが構築できたので、先発というよりは、山本拓実の担う枠が担当になるかなと。速い球がないだけに、試合終盤で投げさせるには安定感がほしいところです。

松浦、北浦は今期中に再昇格があるか?

4、5回のマウンドには松浦。4回は三者凡退。6番山崎の痛烈なライナーを上手く取りました。かなり捕球時のグラブの音が大きかったので、打球が直撃しなくて良かったです。

5回は四球でランナーを背負いますが、無失点。1軍の経験が活きているのか、自信を持って投球している印象でした。

6回のマウンドには北浦。直球主体の投球で、三者凡退でした。開幕から接戦で登板することが多く、1軍では5月6日以降登板がありません。今期もう一度チャンスがあるのか気になるところです。

CS、そして来期に向けた外国人枠の争い

7回のマウンドにはザバラ。最速159 km/hも四球、左邪飛、セカンドとセンターの間に落ちるヒットで1アウト1、2塁、9番高野に対し、ボールカウント3-0となり、158 km/hの直球を弾き返されタイムリー。1アウト2、3塁から1番丸山に左犠飛を打たれ、この回2失点で同点となり、リードを守れませんでした。

ザバラは対戦相手というよりストライクが取れるかどうかが鍵になってしまっています。この試合も先頭四球から2失点ですから、来季に向けて、首脳陣、フロントがこの状況をどう捉えているか興味があります。

スティーブンソンはすでに退団、レイエス、マルティネスは残留(してほしい)、マーフィーは先発転向で残留?ロドリゲス、ザバラはどうなるか。

ロドリゲスも今年は中継ぎとして良かったですが、5月30日にザバラと入れ替えで抹消されてから1軍に登録されていません。

上原は57球の熱投、直球は150 km/h超え

8回のマウンドには上原。2アウトから5番北村三失、6番山崎には変化球を右前に弾き返され、2アウト1、3塁。ここで踏ん張りきれず8番西村の当たりは打ち取っていたもののショートへの内野安打となり、逆転を許しました。しかし、2イニング目は完璧で、三者三振に切りました。

延長になり上原は3イニング目。2アウト1、2塁からこの日53球目を7番橋本に打たれ、タイムリー2塁打となり2失点。

直球の最速151 km/h、延長までは考えていなかったと思うので、最後の2失点は気の毒でしたが、球は強くなっている印象でした。打者に気付かれていたのか?変化球を打たれるシーンが多く見られたので、直球主体の組み立てで変化球が活かせるようになると良いですね。

ファームだけ?投球練習後にファースト、サードスロー連発

この試合のキャッチャーは古川でした。各イニングの投球練習後、セカンドスローではなく、ファースト、サードスローを連発しているのは何故なのか(まれにセカンドに投げていましたが)気になりました。理由をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

昇格を狙う野手の成績は?

今の1軍野手は好調で、テコ入れの対象が挙げにくい状況です。五十幡、江越で守備、走塁要員が2人いる布陣ですので、入れ替えの対象は江越、足の状態が万全ではない淺間のどちらかになると思います。

この日の打者陣のスタメンは

1.(8)矢澤→2.(4)細川→3.(2)古川→4.(7)野村→5.(5)有薗→6.(3)加藤→7.(DH)山口→8.(9)平田→9.(6)濵田

でした。

野村は5打席、3打数、0安打、1打点、1犠飛、1死球でした。1打席目のチャンスの場面できっちり犠牲フライを打ち、3打席目の右飛も良い感じで打てていました。降格後もほぼ毎試合のようにヒットを重ねており、この試合終了後の打率は.363。代打より1試合出続けて結果を出すタイプなだけに、この試合の1打席目のような結果は良いと思います。

加藤豪将は4打席、4打数、0安打でした。この試合はヒット性の当たりはありませんでした。守備位置がファースト、DHと限定されることから、余程打たないと同じ左打者の石井一成に代われないという印象でした。

細川は5打席、2打数、0安打、3四球でした。この試合はセカンドとセンターを守っていました。勝負強さがありますが、バントのレベルアップが課題かなと思います。

今川は1点ビハインドの9回に代打で登場し、追い込まれてからの変化球を上手くセカンドの頭上に運びました。打率がこの試合終了後で.280という状況ですが、右の代打の枠に入れると昇格もありそうです。

中島卓也は代打から出場し、犠打を1球で決めました。ここ最近の1軍では奈良間、伏見が犠打を失敗するなど、小技が決まらない傾向にあるので、CSからの昇格があるかもしれません。中島卓也との入れ替え対象は奈良間になると思います。奈良間はムードメーカーとして重要な役割を担っているため難しい判断になりそうです。

有薗はこの試合2安打2打点。阪口とともに確実性が上がってくると、右の有薗、左の阪口で厚い中軸になりそうです。

矢澤はこの試合は引っ張りの打球が3本でしたので、逆方向にも打てるようになると良いですね。

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