2024年9月6日試合結果
vsバファローズ(21回戦、エスコンフィールド)
◯ファイターズ3-2バファローズ●
責任投手
勝:柳川(1勝2敗8セーブ)
負:マチャド(4勝3敗23セーブ)
ホームラン
ファイターズ:なし
バファローズ:太田4号
田中正義の被弾は相手を褒めるべき
この試合は8回表に田中正義がマウンドに。田中正義と柳川の両投手を同じ試合で登板できる環境を作るというベンチの狙いがあったと思います。
しかし、先頭の3番太田に少し内に入った直球をライトスタンドに運ばれました。打たれはしましたが、太田が上手くあそこまで運びました。太田は元々京セラドーム5階席まで運ぶパンチ力のある選手。この一打も擦ったような打ち方でしたが、想像以上に飛びました。
4番西川は直球で三振。5番杉本にはヒットを打たれますが、6番紅林を右飛、7番来田を三振で切りました。
強いて挙げるなら6番紅林に打たれた右飛。変化球が高く浮いたので、これが低く投げられるともっと安定感が出てくると思います。5番杉本のヒットは完全に詰まらせていました。ただ、あれがヒットになる杉本は好調でしょうから注意が必要ですね。
柳川はプロ初勝利!1ランク成長した!
前回ベルーナドームでストライクが取れず、2点差をひっくり返された柳川が9回表のマウンドに。8番若月に11球粘られるも、12球目を二ゴロに切りました。反省を活かしてオンザベースで勝負しているのが良かったです。
9番大里を遊飛、1番廣岡をフルカウントから三振に切りました。前回登板より強い柳川に成長したように見えました。
裏にチームがサヨナラ勝ちし、プロ初勝利!初勝利より先に初セーブを達成していたのは珍しいですね。
秘密兵器マルティネス!全員で繋いだ勝利!
9回裏のマウンドにはマチャド。
1番水谷がきっちりと見切り四球を勝ち取り、代走五十幡で勝負をかけました。
2番淺間が犠打を試みるも任務遂行失敗で捕邪飛になり、1アウト。
3番清宮の打席の初球、五十幡が盗塁を成功させ、得点圏にランナーを進めました。1塁が空いたことで敬遠が申告され、1アウト1、2塁。
チャンスの場面で頼れる4番レイエスは詰まった遊ゴロになり、2アウト2、3塁。
5番は守備から入った上川畑。2球で追い込まれるも粘りをみせ、8球目を選び四球を勝ち取り2アウト満塁。
この場面でとっておきの代打マルティネス。際どい球が続くもきっちり見切りボールカウント3-0。サインは「打て」だったようですが、真ん中の球を見逃しカウント3-1。次のインコースの球を見切り、押し出し四球でサヨナラ!
マルティネスは前の試合、ボール先行のカウントからのフライアウトが2打席続いていたので、自慢の選球眼にかけていたのかもしれません。カウント3-0からの球は打ちたくなるコースに来ましたが、フォア・ザ・チームの精神が光りました。
勝負どころの9月でチームが1つに
連日異なる選手が活躍し、試合を勝ち取るファイターズ。投手、野手、監督、コーチが目の前の1試合に全力で挑んでいるように感じます。そして今もなお成長を感じでいます。この2年負け越していたチームが貯金14。ホークスまで8ゲームまで迫ってきました。残り21試合、まだまだ分からない、追いかけますよ!
コメント