いや〜、劇的な勝利でした。
当日は仕事で忙しくちょうど9回表から見たので劇的でした(その他は見逃し配信を確認しました)。
2024年9月4日試合結果
vsホークス(21回戦、みずほPayPay)
◯ファイターズ8-5ホークス●
責任投手
勝:山本(5勝0敗0セーブ)
負:大山(1勝1敗0セーブ)
セーブ:田中(3勝3敗18セーブ)
ホームラン
ファイターズ:レイエス18号、清宮11号
ホークス:今宮5号、栗原16号、山川30号
レイエスが球団新記録の25試合連続安打達成!
1回表、2アウトから3番清宮が追い込まれてから四球を選びました。追い込まれても打席での待ち方が素晴らしく、球がよく見えている印象です。
4番レイエスはボールカウント2-0から浮いたボールをレフトスタンドに弾丸ライナーで運ぶ18号2ランで先制!25試合連続ヒットとなり、球団新記録となりました。長打はもちろん、足で稼ぐヒットもあるなど、全力プレーに好感が持てます。
ここ2試合、山﨑は早いイニングに失点
1回裏、2番今宮への追い込み方は良かったのですが、フルカウントからの決め球が甘く入りレフトスタンドに運ばれました。
3番栗原が初球の甘く入ったスライダーを見逃さずライトスタンドへ運ぶ2者連続。
4番山川は良い感じで追い込んでいますが、チェンジアップが抜け切れず、中前単になりました。
5番近藤、6番正木を連続四球で1アウト満塁で7番石塚が上手く打ち一二塁間を破るタイムリーで3失点目。
8番海野を遊飛、9番牧原を二ゴロに打ち取るも、初回だけで41球を投じました。
前回登板の8月28日の楽天戦は2回と4回に5失点。疲れもあるのかもしれませんね。1回抹消されたので、リフレッシュしてほしいですね。次のホークス戦で戻すのか、気になるところですね。
3回は伏見に隙を感じた
3回裏、4番山川に緩いカーブを続けましたが、2球目をレフトスタンドに運ばれました。上手く打たれました。
5番近藤は四球。6番正木は三振とするも、スタートを切っていた近藤に対して伏見が送球できず得点圏へ。
7番石塚の打席で山﨑福也の暴投で近藤が3塁へ。石塚の三ゴロでこの回2点目を取られました。
この回は山﨑よりも伏見が気になりました。山川への配球と、近藤の盗塁を防げれば山﨑も楽に投げられたように感じたためです。
堀が良いリズムで投げていた
4回裏のマウンドには堀。福島のプロ初勝利のかかった5月22日のオリックス戦で満塁ホームランを打たれてから2軍生活が続いていましたが、約4ヶ月ぶりに昇格しました。
直球を低めに丁寧に、スライダーはストライクからボールになる持ち味を活かした投球が出来ていたと思います。
しばらくはビハインドの場面での登板が増えると思いますが、良い投球を続けてほしいです。
齋藤が再び無死満塁のピンチ…
5回裏のマウンドには齋藤。4番山川の打ち取った三ゴロを郡司が悪送球。5番近藤、6番正木に連続四球で0アウト満塁。
ここでスイッチが入ったか、7番石塚を三球三振、8番海野を遊飛、9番牧原を二ゴロに打ち取りました。
杉浦も何とか無失点
6回裏のマウンドには杉浦。1番周東にヒット、2番今宮犠打でクリーンアップ相手に簡単に得点圏に進ませてしまいました。3番栗原を遊飛に打ち取り2アウト。4番山川へは初球失投がありましたが、直球を詰まらせ中飛とし、無失点。
9月1日西武戦もピンチを作り、2アウト満塁から中前に抜けそうな当たりを打たれるなどピリッとしません。1軍復帰してから2試合目でしたから、早く調子を戻してほしいです。
山本拓実が良い流れをもってきた
7回裏、8回裏のマウンドには山本拓実。この2イニング打者6人、5番近藤三振、6番正木一飛、7番石塚三振、8番甲斐三ゴロ、9番牧原二ゴロ、1番周東を二ゴロと完璧に打ち取りました。21球とテンポが非常に良く、守りからリズムを作りました。
山本拓実は今期5勝目。ビハインド、ロングリリーフの場面での登板から5勝をあげているのは、テンポの良く抑えてくれることかなと思います。ビハインドで登板しますが、ある意味勝ちパターンの投手です。非常に貴重な戦力です。
ホークスベンチが流れをより強固なものにしてくれた
9回表のマウンドには松本。しかし、ルーキー大山が初めてセーブシチュエーションでの登板になりました。
6番マルティネスがボールカウント3-0から打ち上げ左飛で1アウト。甘いボールではありました、代わったばかりで苦しい大山を助けるようなアウトになりました。
しかし、この姿勢が次の代打淺間にファーストストライクから振っていくというメッセージになった気がします。
淺間はボールカウント2-0から直球を空振り。ここでバットを出せたことで、2-2から甘く入ってきた直球を完璧に捉え、ライトフェンスに1バウンドで当たる2塁打。ホームランかなという当たりでしたが、これがヒットとして繋がったのが、逆転に繋がりました。
1アウト2、3塁で守備から入った田宮。一二塁間深いゴロ、当たりは良くなかったのですが、飛んだコースが良く、牧原の処理が遅れてヒットになり、タイムリー!田宮はホークス戦.077と打てていませんでしたが、試合の流れがヒットにしてくれたと思います。
9番石井は上手く右前に運び、タイムリーで1点差!
新庄監督は石井に代えて代走五十幡を起用しました。これも効きました。
1アウト1、3塁で1番万波は高いバウンドの遊ゴロが1塁で1つアウトとなり、同点!高いバウンドではありましたが、2塁でアウトを取られなかったのが、一気に逆転まで行ける流れになりました。
ここでホークスは大山から岩井にスイッチ。
バッターは2番途中出場の水谷。水谷もホークス戦1割台と打てていませんでした。この打席も2球で追い込まれますが、ボール球を振らず、甘く入った直球を完璧に捉え、左前に痛烈なタイムリーで逆転!目頭を抑えている姿には感動しました。
球場がざわつく中、3番清宮が初球のフォークを完璧に捉え、ライトスタンドに運ぶ11号2ランでダメ押し!この一撃がホークスに大きなダメージを与えました。
田中正義が復帰後2セーブ目
9回裏のマウンドには田中正義。2番今宮三ゴロ、3番栗原ライト越え2塁打、4番山川中飛、5番近藤三振で3点差を守り切り、ファームから再昇格後2セーブ目となりました。ファーム降格の目的はリフレッシュと新球種取得でしたが、この日は17球のうち直球15球、フォーク2球でした。シュートは前の試合で1球投じていたので、精度が上がると良いですね。
この1勝は大逆転への足掛かりとなるか
首位ホークス相手、9回に3点差を大逆転。ホークスベンチにかなり大きな印象を与える勝利になりました。この試合が終わってホークスとのゲーム差は9。
ファイターズの戦い方次第では、もしかするともしかするかもしれません。
ファイターズの残り22試合のうち10試合がホーム。そのうち5試合が次とその次のカードになります。
まずはオリックスとの3連戦。先発は金村、加藤貴之、北山の3人でしょうか。金村には新人王、加藤には2桁勝利を何とか達成してほしい。森が不在のオリックス打線を抑え込み、3タテしましょう!
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