2024年7月16日試合結果
vsイーグルス(12回戦、エスコンフィールド)
◯ファイターズ5-4イーグルス●
責任投手
勝:池田(1勝0敗)
負:則本(1勝1敗20セーブ)
ホームラン
ファイターズ:レイエス8号
イーグルス:阿部3号、浅村8号
7回の攻撃は粘り、執念を感じた
楽天3点リードで向かえた7回、楽天は3人目の酒居にスイッチしました。
先頭の8番伏見へ代打淺間。カウント1ボールから5球連続ファールの後の7球目を右前単、野村奈良間で作ったリズムをそのままに出塁しました。
0アウト1塁で9番松本。2球で追い込まれるも、粘って7球目を遊ゴロ。併殺は回避しました。
1アウト1塁で1番野村。8球を投じさせて四球を選びました。代走田宮が入りました。
1アウト1、2塁で2番万波。8球を投じさせましたが三振。
2アウト1、2塁で3番郡司。痛烈な当たりはサードを強襲し左前単。ついに1点返しました。
楽天は酒居からターリーに継投。酒居には32球を投じさせました。
ほしいところで打ってくれるレイエス
2アウト1、2塁で4番レイエス。代わったターリーが投じた2球目のチェンジアップを拾い上げ、レフトポール直撃となる3ラン。7月14日にモイネロから打ったホームランと同じように変化球を上手く打ちました。
レイエスはこれで8本目のホームラン。ここまでのホームランをまとめましたが、本当に良いところで打ってくれていて、勝ちに結びつくことが多いです。2軍から戻ってきてから、ペースも上がってきており、日本の野球に適応してきた印象です。
号数 | 日付 | 相手 | イニング | 種類 | 状況 | 最終スコア |
1 | 3/29 | ロッテ | 6回 | ソロ | ダメ押し | ◯4-1 |
2 | 4/19 | ロッテ | 7回 | ソロ | 1点差に迫る | ◯4-3 |
3 | 6/21 | 楽天 | 7回 | 満塁 | 一時逆転 | △9-9 |
4 | 6/30 | ホークス | 9回 | 2ラン | 大差ビハインド | ⚫︎3-10 |
5 | 7/3 | ロッテ | 3回 | 満塁 | 一時逆転 | ⚫︎6-9 |
6 | 7/13 | ホークス | 2回 | ソロ | 先制 | ◯3-2 |
7 | 7/14 | ホークス | 6回 | ソロ | 決勝勝ち越し | ◯3-1 |
8 | 7/16 | 楽天 | 7回 | 3ラン | 一時逆転 | ◯5-4 |
決めたのは田宮裕涼
代走からの出場となった田宮ですが、9回の先頭でヒットで出塁し、盗塁も決めて0アウト2塁とし、チャンスメイクしました。その後、万波の四球で0アウト1、2塁としました。
3番郡司が1球で送って1アウト2、3塁。4番レイエスが申告敬遠で1アウト満塁となりました。
5番石井が二ゴロでホームフォースアウトで2アウト満塁。
6番中島が3球三振でサヨナラならず。
9回で決められなかった嫌な流れを忘れさせてくれたのも田宮裕涼でした。
10回、楽天はクローザーの則本を出してきました。
先頭奈良間が投手強襲の当たり、気迫溢れるヘッドスライディングで出塁しました。
淺間が犠打で1アウト2塁。
松本三ゴロで2アウト2塁。田宮この日の2打席目。中越2塁打でサヨナラ!昨日の2打席は田宮らしさを感じる内容でした。最近は苦しんでいる田宮ですが、良い内容でした。
これで打率は.318になりました。苦しみながら立派な数字です。ここを乗り越えてより一層強い選手になってほしいです。
投手陣vs好調楽天打線
- 山﨑福也
2回に阿部にソロ、6回に浅村に2ランとホームラン2本の3失点。
2本目のホームランの後、2アウトまで行くも、四球、ヒット、遊エラーで満塁となり降板となりました。5回2/3で104球、被安打9、与四球2でした。
- 山本拓実
6回2アウト満塁で小郷を二飛、振れているバッターを1球で斬りました。
回跨ぎとなった7回、先頭を打ち取るも辰己にストレートの四球を出し、1アウト1塁。続く浅村にフェンス2塁打を打たれましたが、レフト野村とショート奈良間の中継プレーで辰己をホームでアウトにしました。続くフランコを遊ゴロ(痛烈でしたが)で打ち取り、0で凌いだのが大きかったです。
- 杉浦稔大
逆転した次の回に先頭阿部にヒットを許し、小深田の犠打で1アウト2塁。村林には初級の直球を打たれ、5球で同点に追いつかれました。
球が走っていませんでしたので、もしかすると逆転してから投球練習していたのかもしれません。ただ、相手打者が好調とは言え、試合終盤で簡単に同点に追い付かれるようではセットアッパーには厳しい。
ここ最近、簡単に打たれる試合が散見されるので、もう一度がんばってほしいです。
- 河野竜生
杉浦の後、2アウト3塁で小郷を向かえた場面で河野にスイッチ。コントロールがアバウトなところが改善されていないですが、投ゴロで打ち取りました。最後は自らベースに入る形となり、小郷との競走となり、ヒヤヒヤしましたが、何とか同点で切り抜けました。
- 田中正義
最速156キロと力がありました。2アウトとなった場面で浅村に中前単となりそうな当たりを打たれるも、松本剛がファインプレー。地面スレスレでダイレクトキャッチをし、3人で斬りました。
- 池田隆英
前の攻撃でサヨナラとなりそうなチャンスがありながら、延長となった苦しいマウンドを3人で斬ったところに勝因があったと思います。最後の遊ゴロは中島卓也の好プレーに助けられましたが、チームに勢いをもたらしました。勝ちが付いて良かったです。
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