悪い流れは”ひろっくす”で断ち切る!2024.06.12 vs中日

昨日はマダックス、いや”ひろっくす”での勝利。伊藤大海、完璧でしたね。交流戦残り5試合、ストロングフィニッシュに向けた良い流れを呼び込むものでした。

初回の4得点について

試合の流れを作り出した初回の4得点は2アウトからでした。

3番水谷の左前単、初球の甘く入ったカーブを強く弾き返したもの。反応で打ったように見えました。

4番マルティネス、甘いボールをファールにした後、半速球を上手く打って中前単。

5番田宮、甘く入った直球をファーストスイングで右前単。

6番万波、追い込まれてからの左中越3点ホームラン。

各々がつなぐ意識を持ちながら、的確な仕事が出来ている時はこういった点の取り方になりますよね。

無四球完封にバッテリーの工夫あり

昨日の伊藤大海は、どの球種もコントロールが出来ていて、キレもありました。

多少コースが甘くても、真っ直ぐはファールになり、変化球は内野ゴロになる、状態の良さを伺える内容でした。

随所にバッテリーの工夫も垣間見えました。

中田翔に対しては、外角へのスライダーを決め球にした1、2打席目、それを意識させ直球で打ち取った3打席目。

前日ホームランのカリステに対しては、1打席目初球にスライダーから入った点。

岡林に対してカウントを悪くした2打席目では、首を振って決め球にスライダーを選んだ点。

今シーズンは1回初球のホームランや、フルカウントの後、力んだ真っ直ぐが高めに浮いてフォアボールというシーンをよく見かけていたため、それを防げていたなと思います。

松本剛の守備での貢献度の高さ

個人的には、松本剛はもっと打てると思っているので打撃では物足りない、打ってくれ!と思っているのですが、走塁、守備での貢献が目立ちます。

昨日の5回先頭村松の頭上を越えそうな打球を背走しながらのキャッチもそうですし、ヒット性の打球をアウトにするシーンをよく見かけます。レフト、ライトの守備位置を調整していたり、センターラインの強さを感じます。

また、今シーズンは積極的な盗塁が点に結びついているので、センター松本剛は外せないですね。

今シーズン(あまり?)見かけなかった打球

万波の1打席目の左中越本

郡司の2打席目のショート越えの左中2

2人のこの打球は、飛んだコースや角度について、今シーズン入ってから見かけた印象がないものでした。

さらなる上昇に向けて、何かきっかけになるといいなと思います。

郡司は1番で復調へ?

昨日の記事にも書きましたが、郡司の1番起用がハマりましたね。1打席目で球を多く見て、4打数2安打。2打席目以降は、強く振ることを意識していると思わせる内容でした。

1本出ない時の原因は、郡司の器用さ故なのかなという印象です。

クリーンアップのときは、ホームランバッターのつもりで、思い切り打った方がいいのかもしれないですね。

野村佑希への祈りの真相は?

それにしても、8回代打野村佑希の打席での新庄監督の祈り方、普段からあのレベルなのですかね。中継で抜かれていましたが、とても感情が入っているように見えました。

2軍ではレイエスなども頑張っていますが、深い意味(入れ替え)が込められていたんですかね?

今日はカード勝ち越しをかけた一戦。

1本ヒットが出た清宮も、直球を捉え損ねていたり、外角の見極めが完全ではないので、いい結果が出続けるといいですね。

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