この試合は35,569人の来場で、エスコンフィールド最多来場者のようです。シーズンもクライマックスに差し掛かる中で、2位に位置していることも来場者増加に繋がっていそうですね。
2024年8月24日試合結果
vsホークス(18回戦、エスコンフィールド)
◯ファイターズ6-1ホークス●
責任投手
勝:北山(5勝1敗0セーブ)
負:スチュワートJr.(7勝3敗0セーブ)
ホームラン
ファイターズ:なし
ホークス:栗原14号
北山が8回122球の熱投!残り試合の先発投手5枚が揃った!
1回表、三者連続三振。2回表、山川に対しては変化球を混ぜながら、近藤に対してはストレートで押していました。近藤にはこの日最速の154 km/h連発で、力を入れていました。正木にはヒットを打たれましたが、無失点でした。試合序盤から飛ばしている印象でした。
4回表、2番今宮に左前単を打たれ、ランナーを置いた状態でクリーンアップを向かえました。3番栗原のセカンドゴロを上川畑が上手く捌くもショート水野が悪送球。嫌な流れでしたが、北山が4番山川を遊飛、5番近藤をフェンスギリギリの左飛で打ち取りました。
5回表、2アウトから8番川村に中前単、9番周東を四球でピンチを招くも、1番牧原を三振に切り無失点。
その後は危なげなく、8回を投げ、122球、被安打3、与四球1、10奪三振と素晴らしい投球でした。
今日の北山はストレートが走っていて、シーズン序盤に見られていた高めに抜けることがなくなりました。球種割合を見てみても、田宮が自信を持ってストレートを要求したと思えます。
1回表 | 2回表 | 3回表 | 4回表 | 5回表 | 6回表 | 7回表 | 8回表 | |||||||||
S | B | S | B | S | B | S | B | S | B | S | B | S | B | S | B | |
ストレート 145-154 km/h | 6 | 2 | 9 | 4 | 3 | 1 | 4 | 0 | 5 | 4 | 5 | 2 | 2 | 1 | 3 | 2 |
8 (57.1%) | 13 (56.5%) | 4 (30.8%) | 4 (33.3%) | 9 (36.0%) | 7 (58.3%) | 3 (30.0%) | 5 (38.5%) | |||||||||
カットボール 133-142 km/h | 0 | 1 | 4 | 1 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 |
1 (7.1%) | 5 (21.7%) | 2 (15.4%) | 2 (16.7%) | 0 (0.0%) | 1 (8.3%) | 3 (30.0%) | 0 (0.0%) | |||||||||
フォーク 130-139 km/h | 2 | 1 | 1 | 1 | 3 | 0 | 4 | 0 | 8 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 |
3 (21.4%) | 2 (8.7%) | 3 (23.1%) | 4 (33.3%) | 9 (36.0%) | 0 (0.0%) | 2 (20.0%) | 3 (23.1%) | |||||||||
ナックルカーブ 121-126 km/h | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 |
1 (7.1%) | 2 (8.7%) | 1 (7.7%) | 1 (8.3%) | 3 (12.0%) | 3 (25.0%) | 2 (20.0%) | 3 (23.1%) | |||||||||
スライダー 122-124 km/h | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 (0.0%) | 0 (0.0%) | 1 (7.7%) | 0 (0.0%) | 1 (4.0%) | 0 (0.0%) | 0 (0.0%) | 0 (0.0%) | |||||||||
チェンジアップ 121-133 km/h | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 |
1 (7.1%) | 1 (4.3%) | 2 (15.4%) | 1 (8.3%) | 3 (12.0%) | 1 (8.3%) | 0 (0.0%) | 2 (15.4%) | |||||||||
合計 | 9 | 5 | 15 | 8 | 9 | 4 | 11 | 1 | 18 | 7 | 7 | 5 | 8 | 2 | 9 | 4 |
14 (14) | 23 (37) | 13 (50) | 12 (62) | 25 (87) | 12 (99) | 10 (109) | 13 (122) |
これで、伊藤大海、山﨑福也、加藤貴之、金村尚真、北山亘基と先発5枚が揃いました。ファイターズは残り試合で6連戦がないため、この5人で回していければ、相手にもプレッシャーをかけられます。
下にローテ予想をしてみましたが、前述した5人以外の先発は2回ありそうです。ここでは福島蓮の名前を入れましたが、バーヘイゲンや達孝太の先発もあるかもしれません。
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 |
8/25 H 伊藤大海 | ||||||
8/26 | 8/27 E 金村尚真 | 8/28 E 山﨑福也 | 8/29 | 8/30 L 加藤貴之 | 8/31 L 北山亘基 | 9/1 L 伊藤大海 |
9/2 | 9/3 H 金村尚真 | 9/4 H 山﨑福也 | 9/5 | 9/6 B 加藤貴之 | 9/7 B 北山亘基 | 9/8 B 伊藤大海 |
9/9 | 9/10 L 金村尚真 | 9/11 L 山﨑福也 | 9/12 | 9/13 | 9/14 E 北山亘基 | 9/15 E 伊藤大海 |
9/16 E 加藤貴之 | 9/17 H 金村尚真 | 9/18 H 山﨑福也 | 9/19 | 9/20 E 福島蓮? | 9/21 B 北山亘基 | 9/22 B 伊藤大海 |
9/23 L 加藤貴之 | 9/24 | 9/25 E 山﨑福也 | 9/26 E 金村尚真 | 9/27 | 9/28 H 北山亘基 | 9/29 H 伊藤大海 |
9/30 L 加藤貴之 | 10/1 L 福島蓮? | 10/2 | 10/3 M 山﨑福也 | 10/4 | 10/5 E 北山亘基 |
淺間が”任務遂行”、流れを渡さない大活躍!
飛ばす北山を援護したい3回裏、7番マルティネスが四球で出塁、8番田宮が初球をきっちり犠打、9番水野がショートとレフトの間に落ちるヒットで1アウト1、3塁。1番淺間がボールカウント2-0からセーフティスクイズで先制!2ランスクイズに続く”任務遂行”でした。
4回裏、3番郡司が四球を選び、4番清宮の痛烈な当たりがスチュワートJr.の足に直撃、まともに当たりましたが、スチュワートJr.は大丈夫でした(結果1塁アウトの投ゴロ)。1アウト2塁になって、5番レイエスが左前に痛烈なシングルヒット。6番万波が右犠飛で追加点!7番マルティネスもヒットで続き、スチュワートJr.から良い打球を連発させました。
スチュワートJr.が交代した7回裏、先頭6番万波があと少しでホームランの2塁打で出塁。7番マルティネスの死球(状態が心配です)、8番田宮の犠打を又吉がエラーし、0アウト満塁。9番水野に代打スティーブンソン。浅い右飛でアウトカウントが1つ増えました。
1アウト満塁と嫌な流れの中、1番淺間が初球を中前に弾き返しタイムリー!0得点も浮かぶ状況で素晴らしい一打でした。この一打が試合の流れをファイターズのものにしました。
個人的にはスクイズもあるのかなと思っていましたが、そのサインは2番上川畑に出ました。しかし、ファールとなりました。このファールにホークスサイドはスクイズを警戒し、ボールカウント2-1となった4球目、甘く入った直球を上川畑が捉え、右線3塁打で3打点!スクイズの失敗を引きずらず、見事な一打でした。
先発伊藤大海に期待!
今日の先発は伊藤大海、今期ホークス戦には3試合先発し、1勝1敗、防御率.270です。前回のホークス戦(8月4日)は宮西のホールド達成のための降板で、7回90球無失点と完璧なものでした。その試合で付かなかった勝ち星を掴んでほしいです。
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