ヒット2本での勝利! 2024.07.19vsロッテ

夏のマリンは暑いですね。試合前にクーリッシュが配られていました。

2024年7月19日試合結果

vsマリーンズ(16回戦、ZOZOマリンスタジアム)

◯ファイターズ2-1マリーンズ●

責任投手

勝:加藤(4勝6敗)

負:小島(7勝7敗)

セーブ:田中(2勝2敗15セーブ)

ホームラン

ファイターズ:石井3号、郡司8号

マリーンズ:なし

【1回攻撃】小島はコーナービタビタの投球

1回は水谷、万波を連続見逃し三振、郡司は四球で歩かせるも、レイエスを見逃し三振。小島はコーナーギリギリにきっちり投げている印象で、この投球を続けられればチャンスは少ないと思わせる内容でした。2回か2巡目にチャンスがあるかなと思いきや、今日は崩れなかったですね。

【1回守備】加藤は4番ソトから立ち上がる

今日の先発はロッテキラーの加藤でした。

1番岡の三遊間を破りそうな当たりを奈良間が好捕し、1塁をアウトにしました。

2番藤岡は初球の高めの変化球を右前単、3番佐藤が右線単と連打で1アウト1、2塁となったので、岡をアウトにできたのは大きかったです。4番ソトを空振り三振、5番石川は高く上がった右飛で無失点で切り抜けました。

最初の3人に対してはフワフワしていましたが、ソトを抑えてから無事に立ち上がった印象です。

【2回攻撃】四球のランナーを活かせず

2回先頭の5番マルティスが四球。

6番石井が1球で送って1アウト2塁。ここで打撃不振の7番松本剛が初球打ちで一邪飛、なかなか1本が出ませんね…続く田宮も遊ゴロで3アウト。

この試合、これ以降小島が与える四球はなく、テンポ良く試合が進むことになります。

【2回守備】打ち取るも山口に不気味さを感じた

先頭の6番中村を3球で遊ゴロ。7番髙部が初球を左前単。8番は今日昇格の山口、高く上がった左飛。良い感じで打っていたので、今日のキーマンになりそうな印象でした。9番友杉は三振と、ランナーを1人背負うも0点で切りました。

【3回攻撃】マリンの風に泣く

9番奈良間は中飛。

2巡目の1番水谷はショートが軽快に捌き上手さを感じました(遊ゴロ)。2番万波の高く上がった打球は風に戻されて中飛。ドーム球場だったら入っていたかも?という打球でした。この時の風向きはレフトスタンドから1塁ベンチ方向で、風速は8 mでした。

【3回守備】加藤は毎回ランナーを背負うも要所を締める

2巡目の1番岡からの攻撃。ボールカウント2-0から遊ゴロ、助かりました。2番藤岡へはフルカウントになりましたが、中直で2アウト。良い当たりではありました。3番佐藤へのボールカウント1-2から投じた外の球は入っているように見えましたがボール判定。結果フルカウントとなり中前単を許しました。今日の球審須山の判定は小島に対しては少し甘く、ファイターズに対しては少し厳しく見えました。

2アウト1塁で4番ソトは初球を中飛。ソトは加藤に合っていない印象でした。

【4回攻撃】クリーンアップで三者凡退

3番郡司は初球を打って中飛。

4番レイエスは追い込まれてから、詰まった当たりで遊ゴロで2アウト。

5番マルティネスは初球を遊ゴロ。詰まっていました。この回7球であっさりと終わりました。

【4回守備】加藤の持ち味のテンポの良さが目立つ

5番石川は詰まった一飛。6番中村は遊飛。7番髙部は2球目を一ゴロ。

加藤はこの回8球で、ここまで49球と省エネ投球でした。

【5回攻撃】石井一成は良い感じの打球を放っていた

6番石井は良い当たりの左飛。

7番松本剛は2球目を当てて右直、悪い当たりではなかったですが、少し中途半端でした。

田宮は追い込まれてから二ゴロ。小島はこの回10球でここまで59球と1イニング11球ペース。2四球ノーヒットとかなり快調なペースでした。

【5回守備】山口が2打席好内容だった

8番山口は良い当たりの中直、2打席続けて良い当たりを放っていました。9番友杉は遊飛。1番岡をフルカウントから空振り三振。岡も加藤に合っていませんでした

加藤も小島に負けじとここまで64球、1イニング13球ペースでした。

【グラウンド整備】

花火が上がりましたが、レフトスタンドからは一切見えず。煙だけが見えました。

【6回攻撃】ヒット性の打球を好捕され、ノーヒット継続

9番奈良間三ゴロ。3巡目1番水谷の中前に抜けそうな当たりをショート友杉が好捕。2番万波は追い込まれてから見逃し三振。ギアが上がっている印象でしたし、万波は小島に合っていなかったですね。

【6回守備】3回以来にランナーを背負うも切り抜ける

2番藤岡を3球で一ゴロ。3番佐藤を初球で一ゴロ、マルティネスが倒れながら取ったので、加藤がナイスベースカバーでした。4番ソト。一発警戒で91キロの変化球から入りました。最後は中前単でロッテは3回以来のランナーが出ました。5番石川の当たりは投手を強襲して内野安打になりました。グラブに当てなければ内野ゴロか中前か際どいところでした。6番中村の左飛は高く上がって風に流されてくれました。3アウトで0点。加藤はここまで78球で完封ペースでした。

【7回攻撃】郡司はセーフティを試みるも

ピンチを抑えた後の攻撃はクリーンアップからでした。3番郡司は初球にセーフティバントを試みるもファールとなり、7球目を遊ゴロ。4番レイエスはフルカウントからの見逃し三振でしたが、最後のボールは低く見えました。

5番マルティネスはボールカウント3-0から二飛でこの回もノーヒットでした。

【7回守備】バッテリーが流れを呼び込む

7番髙部が初球を右前単。髙部はこの日2本目のヒットで、ロッテは初めての0アウトのランナーでした。続くはこの日当たっている8番山口でしたが、空振り三振。

1アウト1塁となって9番友杉。追い込まれてからの4球目に髙部がスタートしますが、三振ゲッツーでした。加藤もよく投げ込みましたし、田宮が髙部を刺したのも良いプレーでした。2つのアウトでチェンジとなり、流れがファイターズに来る予感がしました。

【8回攻撃】チーム初ヒットがホームラン!

この回先頭の6番石井一成がボールカウント3-1から、ライトスタンドにライナーで飛び込む先制ホームラン!打った瞬間それと分かる打球で、ライトは1歩も動いていなかったです。チーム初ヒットがホームランとなりました。

レフトスタンドはイケイケムードになりました。

しかし、7番松本は遊ゴロ、8番田宮は左飛、9番奈良間は遊ゴロと、小島はこの回をホームランのみで切り抜けました。

【8回守備】加藤、河野で三者凡退に切る

初めてリードをもらっての加藤の投球。4巡目の先頭岡への2球目は97キロと打つ気を交わしながら、3球三振に切りました。

ここで完封ペースの加藤から河野にスイッチ。

2番藤岡への初球はインハイに抜けましたが、2球目を一邪飛。3番佐藤は投ゴロ。加藤を変えたことで流れが変わらないか気になりましたが、パーフェクトリリーフでした。

【9回攻撃】郡司の打席で妙な間があった

先頭は8回に守備から入った1番五十幡でしたが、初球を左飛。2番万波はフルカウントまで持って行きましたが、最後までタイミングが合わず三振。

2アウトで3番郡司。ボールカウント1-0となった2球目の前に、妙な間がありました。小島にとってこの試合唯一、テンポが悪い対戦だなと思い、郡司が何か起こしてくれるかなと思ったところ、3球目の直球をレフトスタンドに叩き込みました!結果これが決勝点になりました。野球は間のスポーツなんだなと改めて実感しました。

4番レイエスは左飛。悪い当たりではなかったので、明日以降に期待できます。

【9回守備】誕生日に田中正義劇場

9回はこの日誕生日の田中正義がマウンド。

いきなり先頭の4番ソトにデッドボール。不穏な空気が流れ始めました。代走小川。

5番石川に代打角中。最後のボールは7回のレイエスへのボールがストライクなら、こちらもストライクと言えるボールでした。四球となり同点のランナーに代走和田が起用されました。0アウト1、2塁で6番中村が初球で犠打成功、1アウト2、3塁となりこの日2安打の7番髙部。内野は中間守備、ボールカウント2-2からの内角高めの直球も際どいボールでしたが、ボール判定。結果四球となり、ノーヒットで1アウト満塁。打席にはこの日好調そうな8番山口。ボールカウント2-0からボテボテの三ゴロで1失点。サード奈良間が良く取って1塁でアウトにしました。個人的にはホームも間に合うかなと思いましたが、奈良間は1塁に送球しました。

スコアが2-1となり、2アウト2、3塁で9番友杉に代打ポランコ。初球はこの日最速の156キロでファール。2球目を遊ゴロに打ち取り、何とかゲームセット。

加藤に勝ちがついて、誕生日の田中正義にセーブがついて良かったです。

加藤はここから勝ち星を積み重ねてほしいです。

交流戦明けの22試合を消化して

2位ロッテとの3連戦の初戦を勝ち取り、3ゲーム差になりました。

交流戦明けの22試合を消化して、9勝11敗2分という状況。このカード3タテして、勝率5割で後半戦に入りたいですね。

余談

万波の髪色が良い感じになっていました。

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