3カード連続の勝ち越しで単独3位に! 2024.07.17vs楽天

2024年7月17日試合結果

vsイーグルス(13回戦、エスコンフィールド)

◯ファイターズ6-2イーグルス●

責任投手

勝:金村(4勝4敗)

負:古謝(2勝4敗)

セーブ:田中(2勝2敗14セーブ)

ホームラン

ファイターズ:水谷4号、万波13号

イーグルス:なし

金村が抜群の立ち上がり、1巡目はパーフェクト

2連勝中の金村が先発。初回はストライク先行で抜群の立ち上がりを見せました。好調の1番小郷を3球で打ち取れたのは大きかったですね。

早速援護をもらった2回、先頭4番浅村への初球は甘く入りましたが(ファール)、5番鈴木、6番フランコへは投げミスがありませんでした。この回もゾーンで勝負しつつ、丁寧に投げている印象で、援護点をきっちり守り抜く姿がありました。

3回も13球で三者凡退、不安を感じさせない投球でした。

追加点をもらった後をピシャリと抑える

リードが2点となった4回、2巡目を向かえてもストライク先行で、小郷を三振、中島を中飛、辰己を三振で打ち取りました。リードが増えたイニングで好調楽天打線をピシャリと抑え続けたところに良さがありました。

1点を失うも、ダメージ少なく切り抜けた

味方が三者凡退で抑えられた次の5回、先頭の浅村を中飛に抑えましたが、玉が少し甘く入ってきました。

1アウトで鈴木をフルカウントにし、浮いた変化球を右線に運ばれ、3塁打になりました。楽天はこれが初ヒットとなりました。

1アウト3塁で5番フランコ。高いバウンドの深めの遊ゴロで1失点。奈良間は遠投になりましたが、良くアウトにしました。

小深田は緩いカーブで中飛に打ち取り3アウト。

1点は失いましたが、ヒットを打たれた後、ランナーを残すことなく進められたのが良かったです。

万波の強肩でランナー抑止、再びリズムを取り戻す

グラウンド整備明けの6回、先頭村林に甘いボールを右前単にされました。

0アウト1塁で太田が初球で犠打成功、1アウト2塁とし、3巡目の1番小郷。

右飛となりましたが、セカンドランナー村林はスタート切れず。万波の強肩が進塁を抑止して、2アウト2塁としました。

次の中島に足があるので、タッチアップされて2アウト3塁となっていたら、追っ付けての内野安打で失点するケースになっていただけに、この抑止は大きかったですね。中島は結果一ゴロで0点で斬りました。

7回からは守備固め、水谷がレフトに回り、センターに松本剛が入りました。

先頭辰己は左飛。直球で差し込んでいました。

1アウトで4番浅村。この打席も浅村に対しては甘い球が多かったですが、仕留めさせませんでしたね。遊ゴロに打ち取って2アウト。

2アウトで5番鈴木。真ん中の直球がありましたが、中飛で打ち取り、この回も0で切りました。

8回先頭は1発のあるフランコ、この日1番と言えるくらいのフォークで空振り三振に斬りました。

1アウトとなり、小深田の当たりはショートへのバウンドが難しい打球になりました。これを奈良間が上手く捌いて遊ゴロにしました。

2アウトで村林の当たりはセンターへ抜けそうな当たりも奈良間が好捕して遊ゴロで三者凡退に斬りました。

奈良間が守備でも盛り立てました。

完投目前で降板も128球の粘投

9回のマウンドにも金村が上がりました。代打黒川が外角のスプリットを上手く合わせ中前単。

0アウト1塁で4巡目の1番小郷。遊ゴロで2塁をアウト。

1アウト1塁で代打茂木。ファールで粘りに粘って、13球目の浮いたスプリットを捉え、右2塁打。

1アウト2、3塁で3番辰己。甘く入ったカーブを右前に運ばれて、1失点。

1アウト1、3塁で4番浅村。初球を詰まらせて三直。浅村には終始甘い球が行っていましたが、それを全て打ち損じていた印象です。浅村の調子も悪くなかったと思うので、それだけ浅村に対してはギアが上がっていたのかもしれません。

2アウト1、3塁で5番鈴木。ボールカウント3-0からフルカウントまで行きましたが、四球。金村はここで降板。8回2/3で128球、2失点でした。

ピッチャーは田中正義にスイッチ。

2アウト満塁、1発同点という場面で、6番フランコ。初球156キロを遊ゴロ。3アウトになりました。

甘く抜けるボールもありましたが、リズム良く投げた金村が3連勝で今期4勝目。最後バテてしまいましたが、投球内容は素晴らしかったと思います。田中正義にもセーブがつきました。

オールスターおめでとう!水谷の先頭打者アーチ

ファイターズ最初の攻撃、1番センターで先発の水谷がインコース直球を上手く捉え、レフトスタンドにライナーで刺さる4号ソロで先制。援護が少ない金村に先取点をプレゼントしました。

水谷はプラスワン投票でオールスターに選出されました。そこで勢い付けて、後半戦も引っ張ってほしいです。

その後、2番万波は初球を中飛。3番郡司は球を投げさせながら中飛。4番レイエスは7球目を高々と上がった二飛。結果水谷の1点で終了しましたが、打者陣は良い感じで打っていました。

2回先頭はマルティネス。直球を捉えたと思われた当たりは中飛。前の試合もホームランと思われた打球が左飛になったりと、数ミリ程度のズレがあるようです。開幕してすぐもこのような状況が続いていたので、そのズレが戻れば長打が増えてくると思います。

6番野村は四球。ファーストストライクの直球をミスショットした感じはありますが、その後の内容が良かったです。

1アウト1塁で7番石井は見逃し三振。古謝の牽制を入れながらの遅いテンポにタイミングが取れなかったですね。

2アウト1塁で8番奈良間。前の試合で気迫溢れるプレーでスタメンを勝ち取り、1打席目で早速結果を出しました(右前単)。ここ最近は追い込まれてからのコンタクトの仕方が良くなっています。昨年も後半戦に状態を上げてきただけに、今年もこれから上がってくるかもしれません。

2アウト1、3塁で9番田宮は中飛。前の試合のサヨナラ打のような、センター後方を襲う打球でしたが、辰己の守備範囲でした。田宮に気楽に打ってもらえるという点で、9番という打順は良いですね。相手にもプレッシャーをかけられます。

まるでメジャーリーガーの一撃!万波の13号

3回先頭は1番水谷、追い込まれてからの二ゴロ。凡退しましたが、内容は悪くありませんでした。

1アウトで2番万波。ボールカウント1-1から内に入ってきた直球を弾丸ライナーでレフトスタンド2階席に飛び込みました。万振りしているような感じはなく、コンパクトに打ったようにも見えましたが、すごい当たりでした。

3番郡司は初球を三邪飛。1打席目も含め打つボールは良いと思うのですが、捉えきれませんでした。

4番レイエスは変化球をバットに乗せて、フェンス直前までの左飛。良い打球角度で打っていて、ホームランかと思いましたが、ルーフオープンの風もありましたかね。

古謝の投球に苦戦する

4回先頭の5番マルティネス、次の6番野村には緩い球(ツーシーム)を多投し、タイミングが合わず三振。

7番石井は初球の直球を中飛でした。

この回テンポ良く抑えられたので、楽天に流れがいきそうな印象でした(結果次の回に1失点)。

失点した次の5回に先頭奈良間が右前単で出塁。2打席連続安打でした。

田宮が1球できっちり送り、1アウト2塁で1番水谷。ボールがはっきり見えていて、セーフティの構えをする余裕もありました(結果四球)。交流戦時の勢いが止まった感じがありましたが、また復調してきたかもしれません。

1アウト1、2塁で2番万波。初球の高めを右中間に弾き返すも右飛。奈良間がタッチアップ。

2アウト1、3塁で3番郡司。ボールカウント0-1から2球目の変化球をバットの先に当てて、投ゴロ。郡司は3打席いずれも打つべきボールは合っていましたが、何かが合っていない感じでしたね。タイミングでしょうか。

6回先頭は4番レイエス、3球目の直球をミスショットでファールとし、最後はインコースの変化球で空振り三振。

5番マルティネスは低めの変化球を三ゴロ。合わせるようなバッティングになりましたが、悪いスイングではなかったです。

6番野村はボールカウント3-2から、甘く入った変化球を遊飛。

この回の3人はいずれも打てそうな変化球でしたが、仕留めきれませんでした。

7回先頭は7番石井でしたが、左飛で凡退。

1アウトで8番奈良間は追い込まれてから二ゴロ。

2アウトで9番田宮。バットを折られて投ゴロ。この2イニング三者凡退となりました。

第二子誕生おめでとう!マルティネスのタイムリー

8回先頭は水谷。追い込まれてから四球を選びました。水谷は早打ちなので、追い込まれてから四球が選べたのは本人にも大きかったはず。代走五十幡で勝負をかけました。

2番万波の初球で五十幡が盗塁。一度はアウトと判定されましたが、リクエスト成功で0アウト2塁となりました。万波はボールカウント3-0となった場面で申告敬遠。

3番郡司はボールカウント1-1から犠打。

1アウト2、3塁となりました。

チャンスで4番レイエス。初球空振りの後、ボールが3つ続き、申告敬遠。

5番マルティネスは、カウント3-1から甘く入ったカットボールをうまく合わせて左線2塁打となり、2点を追加しました。

マルティネスはこの日の朝に第二子が誕生しており、気持ちで打ったと思える一打でした。

1アウト2、3塁で6番松本は前に弾き返せず、3球三振。打てる兆しが見えないですね。7月10日のヒットが復調に繋がると思ったのですが…

2アウト2、3塁で7番石井。右前単で2点を追加。送球間に2塁へ進塁したのもナイスランでした。石井はこれで6試合連続安打としました。好調をキープしていますね。

8番奈良間は二ゴロで3アウト。ただ、粘りを見せて、8球を投げさせました。奈良間はこの日4打数2安打でした。右方向の意識が強く見られ、打席内容も良かったです。また守備も安心して見られました。

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